おかげ様で40周年 宮崎DXフェア
「おかげ様で40周年 宮崎DXフェア 」は宮崎電子機器様の40周年を記念して開催されたDXフェアです。2日間で252社431名のお客様の来場がありました。出展ベンダー様も30社以上で当社もその内の1社として出店致しました。この展示会は「ガーデンテラス宮崎」で開催され、世界的建築家の隈研吾氏が設計を手がけたもの。
国内でもトップクラスのメタバース体験会
2022年はメタバース元年ともいわれメタバースという単語はどこか遠い世界のように感じてた方がほとんどでした。メタバースが突然身近に現れることに驚きを隠せなかったようです。それもそのはずです、メタバースを商用利用できて中小企業が参入できる土壌はようやくできたばかりです。今あるほとんどのメタバースは大手が主催するイベント形式、自治体が出展するClusterなど、中小企業とは縁遠い存在でした。実は商用利用可能で開発可能なプラットフォームが国内では皆無だったのです。NTTコノキュー社が提供する「DOOR」はそんなメタバースを身近な存在へと変えていきました。こうして目の前にメタバースが現れただけではなく、もう活用手法を模索している段階にまで来ています。今回の宮崎電子機器様40周年という大きなイベントを通じて宮崎の多くの方にメタバースを届けれたことを嬉しく思います。東京で流行っているものを宮崎にもってくるのではなく、宮崎を最先端にしたいと思っています。
展示会では宮崎電子機器様用にメタバースの街を構成し、40周年記念メタバース特設会場(https://s.door.ntt/XQRCTWz)も公開しました。来場者はメタバースの街の中を歩き入店している店舗やメタバース宮崎電子機器ビルを体験しました。
メタバースとはなんなのか?
多くの企業様とお話しする機会を得て、メタバースがなんなのかをよりフォーカスできました。私が確信するのはこの2点です。
- 偶然のエンカウントを通じて関係人口の創出
- サービスや商品をより深く理解してくれるファンの獲得
偶然のエンカウントを通じての関係人口の創出
現在、メタバースが様々なプラットフォームで乱立しています。そしてまだまだ乱立は続きます。そして、いずれ集約されていきます。これは市場が集約するのではなく、必要とされるプラットフォームが絞られていくいくということです。その時に必要になってくるのがメタバース上のインフラです。HPを見るかのようにメタバースを見るとき、いずれオープンメタバース(※1)や街を求めていきます。オープンメタバースは現在のところインストールが必要なもので、そのひと手間がユーザーに浸透するまでの到達が遅延します。今回未来アクセラレートが制作しているような街は、ウインドウショッピングのように誰とも会わずに見て回れます。ひとつひとつのURLを開くより、街として集約されたいわばポータルメタバース(※2)が求められていきます。ポータルメタバースは偶然のエンカウントを生み、新しい顧客を創造していきます。街中を歩き、偶然入ったお店で買い物をするようなことがメタバースで起こっていきます。それが場所も時間も選ばず発生するのです。そうして関係人口を創出します。
こうした関係人口は、既存の顧客ではなくほとんど関わりのない交流人口が関係人口として定着していきます。交流人口を獲得するには、まずインフラの整備されたメタバースである「ポータルメタバース」「オープンメタバース」でなければなりません。交流人口の無いメタバースはHPと変わらず、既存の顧客のアクセスが大半になります。メタバースを始めるにあたってこれほどもったいないことはありません。
※1 オープンメタバースとはSwitch版の「ゼルダの伝説」のような世界です。どこまでも続く世界観を味わえます。
※2 ポータルメタバースとは様々な「店」「企業」が集約して出店しているメタバースです。他のメタバースへと誘導する入口のような場合もあります。
出典: 総務省|関係人口ポータルサイト
サービスや商品をより深く理解してくれるファンの獲得
メタバースは「サービス」や「商品」または「企業」をより深く理解してくれるファンの獲得に繋がります。日本の企業はその多くが目に見えない努力をしており、伝えきれない商品やサービス、企業の魅力があります。伝えきれない魅力がこんなにあるのに・・・と思うことが少なからずあったはずです。それらをすべて伝えることはかなり難しいです。伝える為の広告費や販促物など無限に経営資源があるわけではないからです。しかしメタバースであれば、プロモーションルームも巨大広告も専用商談室も想いのままです。顧客が自らそれらを見て回って、魅力を獲得していきます。
宮崎電子機器様ではDXよろづ相談所をメタバースで設置しました。このDXよろづ相談所はメタバースで匿名で相談できるスペースです。匿名という需要は増えてきています。知識がないと騙されるのではないか?という不安は常に顧客につきまといます。よって、安全な位置で顧客は相談したいのです。これらは「保険」や「土地活用」や「商品購入」などの相談に当てはまります。そうした需要をいちはやくキャッチし、宮崎電子機器様では顧客が安心して相談できる「メタバースDXよろづ相談所」を開設しています。
宮崎電子機器様 メタバースDXよろづ相談所 https://s.door.ntt/Wv333wV
メタバースについて相談するには?
メタバースで相談は下記コンタクトフォームでお問合せください。匿名希望の場合は匿名でも大丈夫です。その際は当社が制作したメタバースの街でご相談を承ることもできます。もちろんzoomなどでも可能です。当社が制作した街、海上都市「メルビレイ」は下記でご覧になれます。
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